カードローンの使い方は基本的に自由です。
ただし、申込書に記載した利用目的によっては、審査落ちの可能性が高まります。
審査を通過したとしても、借入目的によっては返済が困難になり借金が膨れ上がってしまいます。
この記事では、カードローンの使い道の傾向、利用目的による審査や返済への影響とともに、不意の出費におすすめのカードローンも紹介します。
■カードローンの使い道は基本的に自由
クレジットカードのキャッシングと同様に、個人向けカードローンの使用目的は、自営業者や個人事業主などの事業性資金用(運転資金・設備投資資金など)を除いた健全な消費性資金であれば、基本的に何に使っても構いません。
教育資金(学校や塾などの教育費目的)や医療費はもちろん、生活費や車関連、さらにはギャンブルや遊興費に使ってもOKなのです。
■みんな何に使ってる?カードローンの使い道
では、カードローンを実際に皆さんがどんな目的で利用しているのか、古い資料になってしまいますがジャパンネット銀行の調査がありますので、参照してみましょう。
調査の条件や概要は、以下の通りです。
- 調査年月日:2013年1月28日~1月30日
- 調査対象者:ジャパンネット銀行口座を持つ全国の20代~60代男女
- 有効回答数:3412名
平均借入額は、6割以上の方が10万円未満です。
引用元:https://www.japannetbank.co.jp/company/news2013/130225.html
世帯年収別での利用傾向についても調査がなされ、世帯年収1000万円以上の高年収世帯では、約3割が定期的にカードローンを利用しているという結果となりました。
以下では、カードローンの利用目的(有効回答数2241名、複数回答可)について、割合の多い順から紹介しましょう。
1. 1位 娯楽交際費
第1位は、娯楽交際費(48.3%)です。
具体的には、会社や友達での飲み会、自分や他人への買い物などが含まれています。
飲み会は急に決まることも多く、二次会などに行けば予想外の出費です。
買い物に関しても衝動買いはいきなり訪れます。
世帯年収が多い世帯ほど、利用割合が高くなっています。
2. 2位 生活費
第2位は、生活費(42.2%)です。
電気やガス、水道など公共料金の利用代金や、食費や家賃の支払いなど、生活費不足で生活資金を用立てるためにカードローンを利用する人が多いようです。
生活費に関しては、娯楽交際費とは逆に、世帯年収が低い家庭ほど利用割合が多くなっています。
参考:カードローンで生活費を借りても多重債務者にならないコツ
3. 3位 車関連
第3位は、車関連費(18.2%)です。
車検やメンテナンス、中古車の頭金やパーツの購入に利用する方が多いです。
銀行の自動車ローンでは、見積書を用意しなければなりませんが、カードローンならば必要ないので気軽に借りられます。
参考:カードローンで車の購入はできる?
4. 4位 旅行費
第4位は、レジャー目的や旅行目的(12.7%)です。
パッケージツアー代や飛行機代、電車代やホテル代、現地での食事代やお土産代など、旅行全般にかかるお金です。
旅行の楽しさから財布も緩みがちになり、お金も不足しがちです。
大手消費者金融会社であれば、全国のコンビニATMからお金を借りられますので、旅費不足の心配もありません。
5. 5位 トラブル対応費
第5位は、トラブル対応費(12.6%)です。
事故や入院、水道のトラブルなどがあります。
トラブルは突然起こりますので、不意の出費にも対応できるスピードが自慢のカードローンは、非常にありがたい存在です。
■基本的に自由な使い道。しかし正直に申告すると審査落ちの原因になることも
カードローンの使用用途は、基本的に自由なことは説明しました。
しかし、審査申込をすると、申込情報の確認、信用情報(個人のお金の借入や返済などの情報)、審査担当者による申込者の勤務先への在籍確認、という3つの審査を総合して行われます。
申込情報の中に資金用途の欄があるのですが、印象を悪くするお金の使い道があり、利用目的を正直に申告すると、審査落ちの可能性も否定できません
1. 審査で印象の悪い使い道とは?
ここでは、カードローンに申込をしても、審査担当者の印象を悪くしてしまう資金使途について、説明します。
●投資やギャンブル目的
投資資金性使途やギャンブルについては、返済能力に不安があるため、審査落ちの可能性があります。
●借金の返済目的
借金返済を資金用途としてお金を借りる資金需要者は、お金が足りなくて返済に困っていると認識されます。
こちらも、返済能力に不安があるため、審査落ちの可能性があります。
2. 一番無難なものは冠婚葬祭費
ジャパンネット銀行の利用目的で最も多かった「生活費目的の借り入れ」ですが、この利用目的だと、慢性的にお金が足りない印象を与えてしまいます。
審査でマイナス印象を与えない利用目的は、突発的に発生した出費です。
手持ちのお金では対応できないのでカードローンを利用するという目的の方が、印象が良いです。
慶弔費などは、その典型的な例でしょう。
3. カードローンの実際の利用用途はバレる!?
「カードローンの審査に無事通ったものの、その後にカードローン会社から利用目的を詮索されるのでは」と思う人もいるでしょう。
「詮索されて利用目的が生活費だとばれてしまったら、解約されてしまうのでは」と不安に感じる方もいるかもしれません。
しかし、カードローン利用後に利用目的を詮索されることは、基本的にないので安心してください。
■カードローンこんな使い方はOK!こんな使い方はNG
嘘はいけませんが、自分の都合の良いように借入目的を書いておけば、審査通過の可能性は高くなります。
ただし、実際問題として、使い方によっては自分の首を絞めかねない使い方もあります。
以下では、NGなカードローンの使い方、OKなカードローンの使い方を紹介しましょう。
1. 生活費など慢性的なカードローンの利用はNG
生活費が借入理由の場合は、NGです。
生活費を目的にカードローンを利用する人は、日常的に生活費が不足している可能性が高いです。
毎月のように借金をしていると、借金が雪だるま式に膨れ上がってしまう可能性がありますので、非常に危険です。
多重債務者で最も多いパターンが、生活費目的と言われています。
こういった人は、お金を借りる前に、まずは節約などで生活を見直し、収入の範囲内でやりくりするように心がけましょう。
ただし、急な出費があって生活費が足りなくなり、そのためにカードローンを利用するのであれば、まだOKです。
2. 自己資金のない状態での投資やギャンブル費用はNG
また、利用目的が投資資金やギャンブル資金の場合もNGです。
投資やギャンブル自体がNGというわけではなく、あくまでも自己資金の範囲内で行うべきということです。
投資に関しては、カードローンの金利以上のリターンが見込める可能性が高い時、FXで追加の預託金を支払わなければならないときなどを除き、自己資金の範囲内で行いましょう。
特にギャンブルは、依存症が社会問題となっています。
パチンコや競馬など、やめたくてもやめられないと、多重債務への道を突き進んでしまいます。
3. 突発的な出費に関わるものであればOK
一方で、利用理由が突発的な出費にかかわるものであれば、OKです。
突発的な出費は毎回あるわけではなく、1か月程度で完済できる可能性が高いためです。
カードローンの審査で、冠婚葬祭の利用目的がマイナスの印象を持たれないのも、このような特徴があるためです。
■突発的な出費にもスピード対応のおすすめカードローン
突発的な出費に対応するカードローンは、審査スピードが早い、どこでも借入できる、利息がお得などの特徴を持っているといいです。
そこでここでは、突発的な出費にも十分に対応できる大手消費者金融会社のカードローンを紹介しましょう。
1. プロミス
金利は年4.5%~17.8%、借入れ限度額は500万円です。
インターネット、自動契約機、電話など、スピード申し込みが可能で、最短30分で審査完了、申込から最短で1時間程度で借入可能となります。
三井住友銀行やジャパンネット銀行などの24時間振込可能な金融機関の口座を持っていれば、24時間365日、即時に融資金を振込してくれますので、深夜や祝日の出費にも対応可能です。
また、新規契約者は利用開始翌日から30日間が無利息となっていますので、突発的な出費も無利息で返済できる可能性が高くなります。
ただし、総量規制(年収の3分の1以上の借入ができない規制)の対象ですので、専業主婦の利用はできません。
2. アイフル
金利は年4.5%~18%、利用限度額は500万円です。
プロミスと同様に、最短30分で審査完了、申込から最短で1時間程度で借入可能です。
どうしてもすぐに審査を急いでほしい方は、インターネットから申し込みをした後、すぐにアイフルのフリーダイヤルに電話をすれば、優先的に審査をしてくれます。
インターネットや電話で、振込融資の予約もすることができます。
アイフルには、契約日翌日から30日間の無利息サービスがありますので、不意の出費のためアイフルと契約してすぐにお金を借り、完済できれば利息がかかりません。
ただし、アイフルも総量規制の対象ですので、専業主婦の利用はできません。
3.SMBCモビット
金利は年3.0%~18.0%、限度額は800万円です。
最短30分で審査完了、申込から最短で1時間程度で借入可能です。
SMBCモビットでユニークなのが「WEB完結」で、電話連絡なしで申し込みができます。
WEB完結を利用するとローンカードが発行されないため、ATMを使った利用方法が従来はありませんでした。
しかし、SMBCモビットアプリをダウンロードしたスマホを持ってセブン銀行のATMに行けば、カードがなくてもATMから借入が可能です。
カードがあれば、三井住友銀行(手数料無料)やコンビニATM、地方銀行など全国約14万台(2019年9月現在)の提携ATMを利用できます。
ただし、他の大手消費者金融と比較して、自動契約機の設置台数が多くありません。
また、無利息サービスがないため、借入をすると初回から必ず利息が発生します。
参考:SMBCモビットの基本情報と出来るだけ早く借りる為の申し込み方法
■まとめ
カードローンの使い道は基本的には自由ですが、不意の出費以外はカードローンをあまり利用しない方がいいでしょう。
また、借入とともに重要なのが返済です。
借入額自体は少なくても、返済が滞ったり、月々の返済が少額過ぎるとと利息が膨らみ、返済額の合計も多くなってしまいます。
不意の出費でカードローンを利用する際も、繰上返済などの返済方法を積極的に活用するなど、利息を増やさない返済計画を立てることが重要です。
上手く返済し、元金を効率的に減らす方法に関しては、「カードローンの元金が減らない場合にオススメの支払方法」をご覧ください。