みずほ銀行カードローンの増額審査に申し込む前に知っておきたいこと

メガバンク大手のみずほ銀行が取り扱うカードローンを、日頃から便利に利用しているという方も多いですよね。

みずほ銀行カードローンは、借り入れや返済のしやすさが魅力のカードローンです。

しかし、いざキャッシングをしようと思った時にすでに限度額いっぱいまで借り入れしているため、これ以上お金が借りられないと困っている方もいるのではないでしょうか。

そんな時におすすめなのが、融資枠の増額です。

今回は、みずほ銀行カードローンの増額手続きの方法や増額審査に通過するためのポイントなどについて説明していきます。

■みずほ銀行カードローンは限度額の増額が可能

みずほ銀行カードローンでは、限度額を増額することが可能です。

しかしみずほ銀行カードローンで増額を行うためには、必ず再審査に通過する必要があります。

1. みずほ銀行カードローンの基本スペック

みずほ銀行カードローンの増額の特徴を知る前に、みずほ銀行カードローンの基本スペックを見ていきましょう。

これから増額を考えている方はすでにみずほ銀行カードローンとは契約済の方になりますが、増額には再審査が行われますので、改めて復習しておくことが大切です。

金利 2.0%〜14.0%
限度額 800万円
貸付条件
  • 満20歳以上66歳未満の方
  • みずほ銀行カードローンの指定する保証会社(オリエントコーポレーション)の保証が受けられる人
  • 安定した収入のある人
必要書類
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 収入証明書類(みずほ銀行側に提出を求められた場合に提出する。源泉徴収票など)

2. みずほ銀行カードローンは増額ではなく再審査と認識している

通常のカードローン会社などで増額をする場合には「増額申請」という申請をする必要があり、「増額申請をして審査に通過すれば限度額を増額してもらえる。」という認識です。

しかしみずほ銀行カードローンでは、この増額申請のことを「再申し込み」と読んでいます。

つまり、「再度新たに申し込みを行い、審査の結果で限度額を新たに決め直す。」という認識を持っています。

そのため、審査の結果次第では限度額が以前よりも増えたり減ったり、または変わらないということもあるのです。

3. みずほ銀行の利用限度額(利用極度額)は800万円まで

みずほ銀行の利用限度額は最大で800万円までとなっており、増額のための再申し込みをした場合にも最大で800万円までなら増額が可能です。

しかし、新規申し込みのタイミングで設定された利用者ごとの利用限度額は、100万円にも満たなかったという方もかなりの数を占めています。

これは、みずほ銀行カードローン側が申し込み審査の時に申込者の属性(情報)を確認した上で利用限度額を定めているためです。

現在のみずほ銀行カードローンは、利用者に与える与信枠を利用者の年収のおよそ3分の1以内で設定しています。

また、新規契約者の場合にはみずほ銀行カードローン側との取引実績が0で信用度がまだ低いため、低めに限度額を設定する傾向があるのです。

そのため、ある程度の取引実績が積み重なっている再審査では、問題がなければ信用度がアップしていることになります。

そして信用実績が評価されることによって「もっと貸し付けをしても大丈夫」と判断され、結果的に融資枠が増額されることになるのです。

ただし、現在の融資枠が30万円なのに急に800万円の枠が与えられることはなく、基本的には1回の再審査では最大でも10万円程度の増額であると考えておいた方がよいでしょう。

4. 増額によって金利が下がる可能性も

みずほ銀行カードローンでは、融資額によって適用金利が以下のように変化していきます。

利用限度額 適用金利
10万円以上100万円未満 14.0%
100万円以上200万円未満 12.0%
200万円以上300万円未満 9.0%
300万円以上400万円未満 7.0%
400万円以上500万円未満 6.0%
500万円以上600万円未満 5.0%
600万円以上700万円未満 4.5%
700万円以上800万円未満 2.0%

たとえば、現在の限度額が80万円の方でも、増額を繰り返して限度額が100万円を越えると適用金利が14%から12%に下がり、利息の節約にもなります。

このようにみずほ銀行カードローンで増額をするということは、金利を下げるというメリットにも繋がるのです。

■みずほ銀行カードローンで増額するための手順

みずほ銀行カードローンでの増額の特徴がわかったところで、次は実際に増額を行うための手順を見ていきましょう。

1. 選べる3つの増額方法

  • 公式サイトから「カードローン申し込み」をクリックし再申し込みを行う
  • みずほ銀行のカードローン専用ダイヤルに連絡し、再申し込みを行う
  • みずほ銀行の店頭窓口に来店し再申し込みを行う

ちなみに土日祝日などでも申込受付が可能なのは、公式ホームページからの申し込みのみとなっています。

●みずほ銀行側からインビテーションが通知されることも

みずほ銀行カードローンに新規契約をして、優良な取引を半年ほど続けていると、みずほ銀行側からインビテーション(招待)が届くことがあります。

これは「○円まで増額可能ですが、増額しませんか?」というみずほ銀行からのお誘いで、このお誘いを受けると所定の手続きを踏むことで限度額が審査なしでアップします。

2. 再申し込みは新規申し込みとほぼ手順は同じ

みずほ銀行カードローンで再申し込みを行うと、新規申し込み時とほぼ同様の必要事項を入力していくことになります。

新規契約時と職場や住所などが変更になっている場合には、現在の新しい情報を申告していきましょう。

またみずほ銀行カードローンでは、希望融資額を再申し込みの段階で以下の中から選択できるようになっています。

  • 10万円
  • 20万円
  • 30万円
  • 50万円
  • 100万円
  • 150万円
  • 以降50万円アップごとに800万円まで

再申し込みで増額を希望する場合は、現在の限度額のワンランク上の金額(10万円の人は20万円)を指定して申し込みを行うと、それ以上の金額を選択するよりも審査通過率が高くなります。

3. みずほ銀行の増額審査の内容

申し込み受付が完了すると、みずほ銀行カードローン側で新規申込時と同様に審査が行われます。

審査を行うのは、みずほ銀行カードローンの保証会社であるオリコです。

新規申込時同様に、「申込者情報」「個人信用情報」「在籍確認」の3つの項目で審査の可否を決定していきます。

申込者情報とは、名前の通り申込者が自己申告した申込内容の確認です。

個人信用情報とは、金融機関が共有している個人情報で、企業と個人とのお金の貸し借りに関する取引の記録が記載されている情報に問題がないかどうかをチェックしていきます。

そして在籍確認は、申込者が申告した勤務先に本当に勤務しているかどうかを確認する手続きです。

みずほ銀行カードローンの審査では、勤務先電話番号に電話をかけて本人の在籍を確かめます。

4. 全ての審査が完了すると限度額が再設定される

「申込者情報」「個人信用情報」「在籍確認」の3つの項目で審査が完了すると、利用限度額が再設定されます。

ここで、特に問題なく順調に信用実績を積み重ねられた人は、利用限度額が増額していることでしょう。

一方で、何かしらの問題が見つかった人は限度額が減額になったり、最悪の場合には限度額0円、つまりこれ以上の利用が停止になる可能性もあります。

5. 増額審査の所要時間は数日程度

みずほ銀行カードローン増額のための再審査で、申し込みの当日中に増額して欲しいという方もいますよね。

しかし、基本的に増額審査の申し込みから審査結果がでるまでには数日〜1週間程度の時間がかかってしまいます。

■みずほ銀行カードローンの増額審査で増額できない原因

再申し込みを行なって増額を期待していたのに、利用限度額が増額にならなかったという方もいますよね。

みずほ銀行カードローンでは、増額審査で増額できなかった理由については基本的に教えてくれることはありません。

しかし、増額できなかった人にはいくつかの共通点が存在します。

これからみずほ銀行カードローンの再審査に申し込みをする人は、この審査落ちの原因をしっかりチェックして対策をしていきましょう。

1. 新規契約時から取引実績が十分ではない

みずほ銀行カードローンの増額審査では、新規申し込み時とほぼ同様の審査が行われます。

そのため、今まで以上の限度額をもらうためには、新規契約時よりも優良な取引実績が積み重なっている必要があるのです。

優良な取引実績を積み重ねるためには、最低でも新規契約時から半年以上は再申し込みを避けて、その間に優良な取引実績の積み重ねを心がけましょう。

新規契約時から半年以下の短すぎる期間で再申し込みをしても、残念ながら増額されない可能性の方が高くなっています。

2. 新規契約後に延滞など何かしらの問題を起こした

みずほ銀行カードローンで増額するためには、ある程度の優良な取引実績が必要になります。

しかし、新規契約以降に返済の遅れがあったり、クレームを多発したりして何かしらの問題を起こしていた場合、みずほ銀行側からは優良顧客として認識されることはありません。

優良顧客ではないと判断された結果、増額審査に通過することはできず最悪の場合には減額や利用停止の対象にもなります。

これからみずほ銀行カードローンを長期的に利用したいと考えている方は、返済日をしっかり守って適切な返済額を支払っていくことが大切です。

3. 複数社からお金を借りている、または他社で返済トラブルを起こした

先ほども説明した通り、みずほ銀行カードローンの再申し込み審査では、個人信用情報が確認されます。

この個人信用情報の中で、厳しくチェックされるのが以下のような記録です。

  • 他社の借入件数
  • 他社の借入金額
  • 返済遅れの記録
  • 信用事故の記録

みずほ銀行カードローンでは他社の借入件数や借入金額がある場合、厳しくチェックされる傾向があり、件数や金額が多いほど審査では不利に働きます。

また、個人信用情報には他社の返済が1日でも遅れた場合には記録が残るようになっており、返済遅れに関しても厳しく評価されるでしょう。

さらに、「信用事故(金融事故)」と呼ばれる長期滞納や債務整理などを行なった記録が残っていれば、利用停止になる恐れもあります。

増額を目指すのであれば、みずほ銀行カードローンの取引だけではなく、他社取引にも最新の注意を払い返済日をしっかり守って取引をしてください。

また、みずほ銀行カードローンへの増額申し込みの前に完済できるものがあれば、完済しておくとみずほ銀行カードローンの審査通過率を上げることができますよ。

4. 新規契約時に比べて年収が下がった

みずほ銀行カードローンの再審査で増額を成功させるには、最低でも新規契約時の利用者の基本属性は満たしておく必要があります。

そのためたとえばお給料が減給になったり、何かしらの原因で収入が新規契約時よりも減ってしまった場合には増額審査に通過するのは難しくなります。

これは、「増額しても返済するだけの収入がない。」と判断されてしまうためで、たとえば役職が降格している場合にも同じように判断されるのです。

また、転職などで現在の勤務先に勤務して日が浅いと、やはり「ずっと同じ場所に勤務するかわからない=収入が不安定」と判断され、増額審査に落ちる可能性があります。

増額を目指すのであれば、新規契約時に勤務していた勤務先で長期的に勤めながら、年収アップを目指せば審査通過率があがりますよ。

■みずほ銀行カードローンの審査通過が不安な方は新規カードローンの申し込みの検討を

みずほ銀行カードローンの再審査は2回目の審査だからといって審査が甘くなることはなく、新規契約時の審査よりも厳し目に見られる傾向があります。

そのため、新規申し込み時の審査に通過した人でも、再申し込みで審査落ちしてしまう可能性は十分にあります。

何かしらの事情により審査通過が難しいと感じている人は、みずほ銀行カードローンとは別に、カードローンの新規申し込みをするのもおすすめです。

1. 審査難易度や審査スピードで選ぶなら大手消費者金融のカードローンがおすすめ

銀行カードローンよりも一般的に審査難易度が低いといわれているのが、大手消費者金融のカードローンです。

大手消費者金融では、毎年度の審査通過率を公表しているところも多くなっており、銀行カードローンに比べて審査通過のしやすいというのも魅力の1つになっています。

大手消費者金融には、アコム・アイフル・プロミスなどがあり、どのカードローンでも審査がスピーディーで最短即日融資にも対応しています。

金利はみずほ銀行カードローンよりも高めになりますが、審査通過を最優先に考えるのであれば大手消費者金融カードローンを検討してみるのもよいでしょう。

■まとめ

今回は、みずほ銀行カードローンの増額手続きの特徴や審査落ちの原因などについて紹介してきました。

みずほ銀行カードローンでは増額のための再審査が可能ですが、決して全ての人が審査に通過できるわけではありません。

スムーズに再審査に通過して増額できるように、事前の準備をしっかりと行いましょう。