カードローンの取り立て方法を徹底解説!

カードローンでお金を借りると、必ず返済が発生します。

カードローンの返済は、基本的に定められた返済日までに返済しなければなりません。

万が一返済が遅れてしまった場合には、カードローン側が貸付金を回収するために取り立てを行います。

カードローンの取り立てというと怖いイメージがある方も多く、実際にどのような方法で取り立てをされるのかは、気になるところですよね。

そこで今回は、カードローンの借金取り立てはどのように行われるのか、また返済が遅れてしまった時の対象法について説明していきます。

目次

■カードローンの借金取り立てをタイプ別に解説!

カードローンでお金を借りている方が、返済日を過ぎても返済手続きを行わなかった場合、借金の取り立てが行われます。

借金の取り立てと聞くと、「街金・ヤミ金」のような暴力的なイメージの方もいますよね。

しかし現在どのカードローンでも、過剰な取り立ては行わず、各社(消費者金融や銀行)のマニュアルなどに基づいた手続きが行われます。
カードローンの取り立て方法は、カードローン会社によっても手段が違いますが、基本的には以下のような方法を用いて督促を行います。

  • 携帯電話への連絡
  • 自宅電話への連絡
  • 勤務先への連絡
  • 自宅への郵送物送付
  • 勤務先への郵送物送付
  • 自宅への訪問

このように取り立てにはいくつかの方法があり、どの方法を採用しているのかはカードローンによっても異なります。

よって、勤務先に電話をかけてくるカードローンもあれば、携帯電話にのみ連絡というカードローンもあるのです。

■電話による取り立ての具体的な内容とタイミング

カードローンの返済が遅れてしまった場合に、一番最初に行われるのが電話での取り立てです。

1. どのくらい返済が遅れると連絡がくるの?電話が来る頻度は?

電話での取り立てを行うタイミングは、カードローンによっても違いがあります。

しかし、早い貸金業者や銀行などでは返済日翌日から電話をかけてきます。

連絡してくる電話番号は、利用者本人の携帯電話への連絡が多くなっています。

また、遅いところでも返済日から1週間以内には携帯電話への連絡が来るでしょう。

電話の頻度に関しては、電話にでなければ基本的に毎日〜3日に1回程度の頻度で電話がきます。

しかし電話に出てしっかりと対応していれば、基本的にそれ以上電話をしてくることはありません。

2. カードローン側からの電話の内容は?

カードローンは返済日を過ぎると電話をかけてきますが、返済日を過ぎてしまったからといって、いきなり怒られるようなことはありません。

カードローン会社によっても詳細な対応方法には違いがありますが、基本的に電話の内容は以下のようになっています。

  1. カードローン側からかかって来た電話に出ると、返済が遅れていることや実際の延滞日数を伝えられ、支払い可能日を聞かれる。
  2. 支払い日を相談し「○月○日に支払う」と約束する
  3. 返済日によって利息や遅延損害金(返済の遅れが発生した場合の手数料)が変わるため、計算の上でオペレーターから返済金額が伝えられる。

このようにカードローン側からの電話は「なぜ返さないんだ!」というように問い詰められることもなく、淡々とした事務的な手続きが行われます。

相談や質問がある場合には対応をしてくれますので、かかってきた電話にはできるだけでるようにしましょう。

3. 自宅や会社に電話がくる場合も

基本的に最初の督促連絡は利用者の携帯電話にかかって来ますが、連絡を無視し続けると自宅や勤務先に電話が来ることもあります。

これは携帯電話に連絡をしても応答がないため、他に連絡のつく電話番号に電話をかけるためです。

また、カードローンによっては申し込みの段階で自宅への電話連絡が可能かどうかを聞かれることもあります。

そこで自宅連絡を不可にしておけば、基本的に電話がかかってくることはありません。

ただし、やむおえない場合には電話して来る可能性もありますので、携帯電話に連絡が段階で必ず電話に出るようにしましょう。

基本的に携帯電話で連絡が取れているうちは、自宅や勤務先に電話をかけてくることはありません。

●本人以外が電話に出るとカードローン利用がバレる!?

自宅や勤務先に電話されてしまうと、利用者本人以外の家族や同僚が電話に出てしまう可能性も高くなりますよね。

しかしどのカードローン会社でも、基本的に「カードローン」という言葉を口にだすことはなく、返済が滞っていることも伝えることはありません。

カードローンによっても電話のかけ方は違いますが、以下のような内容で電話がくることがほとんどです。

  • 「折り返し連絡がほしい。」
  • 「利用者本人と連絡がつく時間帯を教えてほしい。」
  • 「利用者本人の所在を教えてほしい。」

などです。

また中には、キャンペーンなどの話を交えて滞納が怪しまれないように電話をして来るカードローンもあります。

●電話に出たけど周りの人に電話の内容を聞かれたくない場合の対処法

自宅や勤務先に電話が来てしまうと、周りに人がいるので具体的な内容のやりとりをしたくないという方もいます。

そんな場合には、「手が離せないのでかけ直します。」などと伝えれば一旦電話を切ってくれます。

一度電話を切った後は、必ず電話を折り返しかけるようにしましょう。

■郵送物での取り立ての具体的な内容と電話がくるタイミング

電話連絡よりも数日〜数週間遅れで郵送物による通知がきます。

1. どのくらい返済が遅れると郵送物が届く?郵送物が来る頻度は?

多くのカードローンでは、利用者が電話に出ないと郵送物が送られて来ます。

ただし郵送物の頻度は電話のように毎日くるものではなく、月に1〜2回ほどのペースです。

電話にて連絡が取れていたり郵送物が来た後すぐに電話連絡をしていれば、基本的にそれ以上郵送物が来ることはありません。

2. カードローン側からの郵送物の差出人名や内容は?

郵送物がまず一番最初に送られて来るのが、登録されている自宅の住所です。

一人暮らしの場合には特に問題ないことも多いのですが、家族やパートナーと同居している場合には、利用者以外の第三者が郵送物を受け取る可能性もあります。

●銀行の郵送物の差出人名

銀行の郵送物に関しては「銀行名」が記載されています。

銀行同様に信用金庫などの金融機関の場合にも、「信用金庫名」が記載されることになります。

ただし「カードローン」という名称は記載されておらず「重要」などと書かれており、外見は利用者以外が開けにくいように工夫がされています。

●大手消費者金融の郵送物の差出人名

大手消費者金融の差出人名は、実際の社名を記載することはなく、以下のような宛名にて郵送物が送られてきます。

実際のカードローン会社名 郵送物に記載される差出人名
アコム ACサービスセンター
アイフル AIセンター
プロミス 担当者の個人名
SMBCモビット MCセンター

差出人名を見ただけでは、カードローンとは分からないようになっていますが、長期の延滞になってくると実社名(アコム・アイフルなど)にて郵送物が届くこともあります。

届いた郵送物を放置していると、実社名で郵送物が届き、家族バレや同僚バレを起こす可能性が高くなるでしょう。

そのため郵送物が届いたら、できるだけ早くカードローン側に連絡をすることが大切です。

●郵送物に記載されている具体的な内容

郵送物は督促状や催促状などの名目になっており、以下のような内容が記載されています。

  • 返済が遅れている事実
  • 本来の返済期日
  • 書類発送時点での返済金額
  • カードローン側の連絡先
  • 新たな支払い期日

このような内容が記載されていますので、外見だけではカードローンの利用はバレませんが、中身を確認されるとカードローン利用がバレてしまいます。

また毎回同じ内容で来るとは限らず、返済遅れの期間に伴って内容は変化していき、長期化すればするほど厳しい内容に変化するのです。

■自宅訪問による取り立ての具体的な内容と訪問のタイミング

電話にも郵送物にも応答せずに放置していると、自宅訪問が行われる場合があります。

1. 自宅訪問が行われるタイミングと頻度

「自宅訪問は行わない」というカードローンもありますが、電話でも郵送物でも利用者と連絡がつかない場合には、自宅に訪問することがあります。

訪問する頻度ですが、利用者と直接話ができるまで毎日訪問するところもあれば、週に1回程度の訪問を行うところもあるようです。

2. 何を聞かれるの?自宅訪問時の具体的な対応内容

自宅訪問時の具体的な対応内容は、以下のような流れで行われます。

  1. 訪問した担当者から現在の滞納の状況の説明があり、滞納している理由などを問われる
  2. 滞納を続けた場合に今後行われるであろう手続きについて説明された上で、返済予定日を相談の上決める
  3. 返済予定日に基づいて、担当者が返済金額を計算し提示してくれる。また、必要に応じて今後の返済計画に関しても相談する。

自宅訪問時も急に怒鳴られたり怒られたりするようなことはなく、あくまでも返済の約束ができれば手続きが終了します。

3. 利用者本人が不在で家族が出てしまった時の対応は?

自宅訪問は電話などでの連絡がつかない場合に行われますので、基本的に事前情報なしで突然訪問されます。

そのため、家族や友人・パートナーなどと同居している場合には、本人不在のタイミングで訪問が行われると、第三者が対応する可能性があるのです。

万が一、第三者が対応してくれるような場合には、訪問したカードローン担当者は社名(または銀行名)と担当者名を名乗ります。

そして、利用者が戻ってくる時間帯や所在などを確認して帰ります。

この時に担当者は、利用者が借入金を滞納しているなどの具体的な内容を第三者に伝えることはありません。

4. 自宅訪問に応じない場合に勤務先訪問は行われる?

ほとんどのカードローンが自宅訪問までの対応になっているので、勤務先訪問はほとんど行われることはありません。

しかし、カードローンによって勤務先訪問を行なっているところも存在します。

もしも勤務先訪問を行なった場合でも、本人以外の人にカードローンを利用していることや滞納が発生していることは一切触れることはありません。

■カードローンの取り立ては怖くない!取り立て行為の禁止事項

一昔前のカードローンには暴力を振るわれたり大声を出されたりと、「取り立ては怖い」というイメージがありました。

しかし、現在ではこのような迷惑行為に当たる取り立てを行うことはありません。

1. 貸金業法で取り締まっている取り立て

貸金業法とは、消費者金融や信販会社などの金融業者が基づいている法律のことです。

貸金業法で取り締まっている取り立ての方法には、以下のようなものがあります。

  • 21時〜朝8時までの電話やFAX、自宅訪問の禁止
  • 張り紙や立て看板などで利用者の立場が不利になるような迷惑行為
  • 債務者以外の家族などへの取り立て
  • 返済金を他の業者や個人から調達するように支持すること

このように利用者に対して過剰に負担になるようなことは禁止されており、深夜に大声を出したり暴力行為を行うことは禁止されています。

2. 万が一違法な取り立てが行われた場合には通報することも可能

法律でも取り立て行為は取り締まられていますが、万が一違法な取り立てが行われた場合には、警察に通報することも可能です。

身の危険を感じたら、すぐに通報することが大切です。

■取り立てが来ても返済できない!そんな時は放置せずに必ず相談

これまで説明して来た通り、カードローンの取り立ては段階別に取り立てを行う手段が変化していきます。

カードローンでお金を借りたまま時効まで逃げ切ろうという方もまれにいますが、ほとんど逃げ切ることはできません。

また、返済滞納が90日を過ぎると一括返済を求められ、最低返済額での月々の支払いには対応してもらえなくなります。

さらに銀行カードローンの場合にはここから保証会社による代位弁済が行われるため、カードローンではなく、保証会社に返済義務が発生することになります。

1. 最悪の場合には法的な手段で訴えられる可能性も

また、返済滞納が長期化すると法的な手段を用いて訴えられる危険性もでてきます。

最悪の場合、金融口座の貯金や自動車など、利用者の財産を差し押さえられる可能性もあるので必ず早めに対応することが大切です。

2. なるべく早めの段階でカードローン側に返済の相談をすること

このような最悪の事態を引き起こさないためにも、カードローンで滞納が発生してしまったらできるだけ早くカードローン側に返済の相談をするようにしましょう。

すでに滞納してしまっている方でも、滞納を放置してしまうことで訴えられる危険性や財産を差し押さえられる危険性がでてきます。

早い段階で相談をしておくことで、カードローン側もある程度は柔軟に対応してくれますので、まずは電話で相談してみることが大切です。

3. カードローン側に相談しても解決しなければ専門家に相談を

すでに返済できる宛がない方や、カードローン側に相談をしても問題が解決しない場合には、債務整理などの法的な手段を用いて解決していくことになります。

債務整理とは基本的に弁護士や司法書士を経由して、法に基づいた借金の減額や返済期間を延長してもらうことが可能です。

ただし、金融機関が共通して確認できる個人信用情報には、信用事故情報というキズがついてしまいます。

一度、信用事故の記録が付いてしまうと5〜10年ほどは、ローンやクレジットカードの審査に通過することができなくなるというデメリットがあります。

●いきなり専門家に相談するのに抵抗がある方は公的機関への相談がおすすめ

弁護士や司法書士に相談すること自体に抵抗があるという方もいますよね。

そんな場合には、消費者生活センターなどの公的機関にまずは相談してみるのがおすすめです。

無料での相談にも対応してくれますので、まずは電話で現状を相談しアドバイスを受けましょう。

■まとめ

今回はカードローンの取り立ての方法やタイミング、返済ができなくなった場合の対処法などについて説明して来ました。

カードローンの強引な取り立ては、法律などで厳しく取り締まられるようになってきましたが、返済が遅れてしまえば電話や自宅訪問などが行われます。

取り立てを先延ばしにしてしまうと、一括返済を求められたり財産を差し押さえられることに発展してしまいます。

返済が遅れてしまった場合には、できるだけ早くカードローン側に相談し、早めの対応を心がけましょう。