コンビニには様々なものがありますが、最近ではATMも設置されています。
銀行のキャッシュカードを入れて残高照会もできますし、ローンカードを入れて借り入れや返済も可能です。
ただし、完全に自由に利用できるわけではなく、ATM利用の可否、手数料の有無、コンビニATM営業可能時間など、様々な利用条件があります。
この記事では、
- ローンカードを使ったコンビニATMの利用方法
- 利用可能時間(カードローン会社別、コンビニATM別)
- 手数料
- コンビニATMを使ってカードローンを利用するメリットやデメリット
を紹介します。
■カードローンの利用に便利なのはコンビニATM
大手消費者金融や銀行のカードローンでは、自社ATM以外にも、コンビニに設置されているATMを使って、カードローンの借り入れや返済が可能なところが多いです。
現在、主なコンビニATMは4つありますが、以下では主なコンビニATMのATM設置場所や1日の取引限度額などを紹介します。
1. セブン銀行ATM
セブン銀行ATMは、主に以下の店舗などに設置されています。
- セブンイレブン
- イトーヨーカドー
- ヨークベニマル
- 駅
- 駅ビル
- 空港
- オフィスビル
- 証券会社
- 高速道路サービスエリア
セブン銀行ATMには、「スマホATM取引」という機能があります。
アプリをダウンロードしたスマホ画面に表示されたQRコードをATMに読み取らせれば、カードがなくても紙幣を受け取れるサービスです。
1日の取引限度額は、出金が50万円、入金は200万円です。
じぶん銀行、プロミス、SMBCモビットなどの借り入れが可能です。
参考:https://www.sevenbank.co.jp/personal/atm/spAtm/index.html
2. ローソンATM
ローソンATMは、主に全国のローソン、ナチュラルローソン、ローソンSなどに、約12390台(2017年11月27日現在)設置されています。
ローソンATMにおける1回あたりの取引上限金額は、出金が20万円、入金は50万円(紙幣枚数は59枚)です。
3. コンビニATM Enet
イーネットATMは、13272台(Enet公式WEBサイトによる、2017年10月末現在)設置されており、主に以下の店舗などに設置されています。
- ファミリーマート
- サークルKサンクス
- スリーエフ
- ポプラ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- 生活彩家
- ベイシア
- ライフ
- サミット
- ピアゴ
- ドン・キホーテ
- コストコ
- カインズ
- プレミアムアウトレット
- シダックス
- 病院
- JRA
- NEXCO西日本
- サンリオピューロランド
- ハウステンボス
- JR九州
- タイトー
- 京阪電鉄
中小のコンビニが、Enet提携ATMを採用していることが多いです。
イーネットATMで可能な1回あたりの利用限度額は、出金が20万円、入金が50万円(紙幣は59枚まで)です。
4. イオン銀行ATM
イオン銀行ATMは、全国に約5900台以上設置されており、主に以下の店舗に設置されています。
- ミニストップ
- イオン
- イオンモール
- イオンタウン
- イオンスーパーセンター
- マックスバリュ
- ビッグ
- まいばすけっと
- ダイエー
- ピーコックストア
- マルナカ
- マルエツ
- いなげや
- カスミ
イオングループの商業施設に、多く設置されています。
イオン銀行の1日あたりの利用限度額は、出金が最高200万円、入金は100万円です。
5. カードローンによってはマルチメディア端末での取り引きも可能
カードローンによっては、コンビニ内に設置されているマルチメディア端末を使った返済も可能です。
アイフルの場合、ファミリーマートでは「Famiポート」を使い、返済が可能です。
■コンビニATM取り引きのための基本的な流れ
どのカードローンを利用しているか、どのコンビニATMを利用するかによっても、コンビニATM操作方法は微妙に異なります。
ただし、基本的な操作方法は変わりありませんので、ここではコンビニATMやマルチメディア端末の利用方法を大まかに説明します。
1. コンビニATMでの借入方法は?
ここでは、アコムを例に、セブン銀行ATMで借り入れする手順を紹介します。
- アコムのローンカードをATMに入れる
- 希望取引の画面から、「ご出金(借入)」を選択する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 取引金額を入力する
- 金額に間違いがなければ、「確認」ボタンを押す
- 利用明細票とローンカードを受け取る
- 紙幣を受け取る
2. コンビニATMでの返済方法は?
ここでは、アコムを例に、セブン銀行ATMで返済する手順を紹介します。
- アコムのローンカードをATMに入れる
- 希望取引の画面から、「ご入金(返済)」を選択する
- 4桁の暗証番号を入力する
- 入金する口座(カードローン、ショッピング)を選択する
- 紙幣を入れる
- 金額に間違いがなければ、「確認」ボタンを押す
- 利用明細票とローンカードを受け取る
3. メディア端末を利用して返済する方法は?
コンビニのマルチメディア端末を使って返済する方法を、プロミスでFamiポートを使って返済する手順を例に、紹介しましょう。
- 画面から金融サービス「借入金の返済」を選択する
- 「プロミス」を選択する
- Famiポートにプロミスのローンカードを入れる
- 暗証番号と返済額を入力する
- 取引内容を確認して、Famiポートより発券される「申込券」を受け取る
- 申込券を持って30分以内にレジに行き、レジで返済金額を支払う
- 控えを受け取る
■カードローン大手が利用できるコンビニATMの時間帯と手数料
大手カードローン会社では、コンビニATMによって利用可能時間や手数料が異なります。
そこでここでは、カードローン会社ごとに、コンビニATM別の利用可能時間帯や手数料について、表でまとめてみました。
1. アコム
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
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| ローソンATM |
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| E-net |
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| イオン銀行ATM |
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他の消費者金融と比べて、アコムのカードを使ってコンビニATMを利用できる時間は長いです。
その代わり、コンビニATMの利用にはすべて手数料がかかります。
2. アイフル
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
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| ローソンATM |
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| E-net |
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| イオン銀行ATM |
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| Famiポート |
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セブン銀行は、末日の23時~翌月1日の7時は利用できません。
3.SMBCモビット
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
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| ローソンATM |
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| E-net |
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| イオン銀行ATM |
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SMBCモビットは自社ATMを持っていないため、提携ATMを利用することとなります。
セブン銀行は、「スマホATM取引」に対応しています。
4. プロミス
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
|
|
| ローソンATM |
|
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| E-net |
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| イオン銀行ATM |
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| Famiポート | 24時間365日(日曜23時~月曜7時を除く) | 無料 |
セブン銀行は、「スマホATM取引」に対応しています。
アイフルでは、マルチメディア端末での返済に手数料がかかりますが、プロミスの場合は手数料がかかりません。
5. 三井住友銀行カードローン
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
|
無料 |
| ローソンATM |
|
無料 |
| E-net |
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無料 |
| イオン銀行ATM |
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毎週第二月曜日の1時~5時は、メンテナンスのためイーネットATMを利用できません。
6. 三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
|
無料 |
| ローソンATM |
|
無料 |
| E-net |
|
無料 |
| イオン銀行ATM | 利用不可 | 利用不可 |
バンクイックでは、コンビニATMの利用手数料を無料にしています。
一方で、イオン銀行ATMは利用できません。
7. みずほ銀行カードローン
| 利用可能時間帯 | 手数料 | |
| セブン銀行 |
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| ローソンATM |
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| E-net |
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| イオン銀行ATM |
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セブン銀行ATMでカードローンの返済が可能なのは、平日が8時45分~18時、土日祝日が9時~17時です。
全般的に、銀行ATMの営業時間と大差はありません。
■ATMを利用してカードローンの取り引きをするメリット・デメリット
1. メリット
●全国のコンビニで利用可能
まず、コンビニATMは、全国でATMサービスを実施している点がメリットです。
地方銀行の自社ATMは、自社の営業エリア外には設置されていないことが多く、ネット銀行のカードローンに至っては自社ATMがありません。
これらのカードローンの提携ATMとしてコンビニATMがあれば、全国どこにいても借り入れや返済が可能です。
●ATMの営業時間であれば好きな時に利用可能
また、ATMの営業時間が長く、好きな時に利用可能な点もメリットです。
銀行窓口と比べれば営業時間は長いものの、通常の銀行ATMは、8時~20時くらいが営業時間で、それ以外の時間はATM利用休止時間となります。
一方のコンビニATMは、システムメンテナンス時間を除き、24時間営業しているところが多く、土日祝日も対応しているATMが多いので、好きな時に利用できます。
●カードローンを利用していることが周囲にバレにくい
そして、カードローンを利用していることが周囲にばれにくいのも、メリットです。
例えば、プロミスATMを利用していれば、プロミスを利用していることがばれてしまいます。
しかし、プロミスのローンカードを使ってコンビニATMで取引をすれば、プロミスを利用していることはばれにくいです。
最近では、コンビニATMを使って銀行の預金を引き出したり、クレジットカードのキャッシングを利用したりする人も多いので、さらにばれにくくなっています。
2. デメリット
●手数料がかかることが多い
まず、コンビニATMなどの提携金融機関ATMは、手数料がかかることが多いのがデメリットです。
自社ATMを利用する分には、借入や返済でATM利用手数料がかからないケースも多いです。
しかし、カードローン会社が提携しているコンビニATMを利用すると、提携ATM手数料を取られるケースが少なくありません。
気になる手数料は、108円~216円とさほど高額ではないものの、頻繁にコンビニATMを利用していれば、手数料もバカになりません。
●返済日を自分で管理しなければいけない
消費者金融のカードローンの返済は、「金融機関口座からの口座振替」と「ATMからの返済」を選べることが多いです。
「ATMからの返済」を選ぶと、返済日までにコンビニATMに足を運び返済をしなければなりません。
返済のために足を運ぶのは面倒ですし、返済日を忘れてしまいがちな人は延滞してしまう可能性もあります。
●硬貨の利用ができない
銀行のATMは紙幣だけでなく硬貨の利用ができますが、コンビニATMは借入、返済共に硬貨が利用できないのも、デメリットです。
無駄のない借り入れをしたいときでも、100円単位や500円単位で借入金額を設定できないため、多く借りることとなり、その分利息も多くかかってしまいます。
また、一括返済をしたいときでも、返済金額が1,000円単位しかできず、端数の返済ができません。
端数分は、1,000円札を多く投入することで返済できますが、余った金額は後日、銀行振込や次回借入時の借入残高から相殺されるなど、手続きが面倒です。
■こんな時にも使える?随時返済や一括返済
カードローンでコンビニATMを使って返済をする際、借入や約定返済以外に、随時返済や一括返済ができるのか、調べてみました。
1. 随時返済
カードローンの基本的な返済は、「約定返済」(毎回決められた日に最低返済額を返済する方法)です。
しかし、お金に余裕があれば、決められた日以外に最低返済額以上のお金を返済することも可能で、これを「随時返済」と呼びます。
随時返済の返済額は、全て元金返済に充てられるので、利息を減らす効果が高いです。
約定返済をATMでしている人はもちろん、約定返済で口座振替を返済方法に指定している人も、随時返済では口座振替が利用できませんので、ATMなどから随時返済をしなければなりません。
参考:カードローンの繰り上げ返済で利息を減らす方法
2. 一括返済
一括返済とは、元金と利息を含めた借入残高全額をまとめて返済する方法です。
カードローン会社に、一括返済予定日時点の借入残高を事前に確認しておき、予定日にその金額を返済します。
ATMから一括返済することも可能ですが、「コンビニATMのデメリット」でも述べたように、コンビニATMは硬貨の投入ができません。
そのため、一括返済をするためには多めに紙幣を投入する必要があり、そうなると「お釣り」が生じます。
もちろん、コンビニATMからお釣りは出ませんので、後日、銀行振込や店頭窓口での返金、または次回借入時に借入残高と相殺などの手続きが必要です。
面倒なので、ネットバンキングなど、1円単位で返済できる返済方法がおすすめです。
■まとめ
コンビニATMは非常に便利ですが、それゆえ注意点もあります。
簡単に借りられるために借り過ぎの懸念があること、そして、ATM手数料がかさむことです。
特にATM手数料は、利息並みの手数料になる可能性もあります。
利用状況をよく確認して、手数料がかからないコンビニATMを選ぶ、返済方法や借入方法でコンビニATMを使わないなどの対策も必要です。